倖田來未、裸の女王

今や、浜崎あゆみを押さえ、エイベックスの歌姫と呼ばれるまでになった、倖田來未
苦節の時代を経て今の地位を勝ち得た彼女だが、たびたび発する発言が物議を醸しいる。




「最近、作詞してれば“アーティスト”みたいな風潮は疑問を感じちゃいますね。私も勿論詞は書くけど、“自分ではこの曲の世界観を表現しきれない”って思ったら作詞家さんにお願いしてます。別に作詞しなくてもアーティストだっていう自覚も自信もあるんで。」


「海外アーティストの影響かしらんけど、急に踊りだす人いますよね?あれ寒む〜〜って(笑)。やるならせめてもっと練習しろ!!みたいな(笑)」


「私はノンいじり(整形してない)ですよ〜〜。整形って一回やりだしたらキリがないじゃないですか。そういうの近くで散々見てきたんで、ムリ!(笑)」



以上の発言は、雑誌や倖田のラジオ番組で発せられたものだが、これが浜崎あゆみに対して言っているのではないかというのだ。

確かに、そう取れなくもない発言の数々だが、浜崎といえばエイベックスを支え続けていた功労者であり、キャリアの差は歴然としている。
この発言が、本当に浜崎に対して言われたものだとすれば、少々傲慢が過ぎるのではないだろうか。





そして、倖田の問題発言はこれだけではない。



「単純に不思議なんですよ、オーディションを受けて歌手になるっていう発想が。なんていうか、誰かに認められへんと歌を歌えへんの?っていう。どっかのオッチャンの着せ替え人形になっていっぱい曲が売れることが本当にあんたにとって喜びやったの?って。今なら目を見て文句を言ってやりたいですね」



「ライブって生き物なんですよ、すごく。口をパクパクさせてたら勝手に曲が流れてくれるようなのとは違うんで(笑)」



「(エロかっこいい路線の二番煎じを目指すアーティストも出てきてるようだが、という質問に対し)もうどんどん出てきてくださいよって感じ。まあ私の土俵に立った時点で負けみたいなもんですけどね。あんた今まで何してきたん?みたいな。結局グループから出てきたら人のマネしぃするしかあらへんのかって、これ言ったら誰かわかるやないですか!(笑)」





この発言は『モーニング娘』に所属していた、後藤真希に対してのものだと言われているが、倖田には『モーニング娘』のオーディションに落ちた、という経験がある。

そのとき、受かったのが後藤真希だというのだから、彼女にとっては面白くない相手なのかもしれない。



彼女が、本当に女王としての自覚があるのなら、こういった人を見下したような発言は控えたほうが賢明だと思う。

後藤真希は少々畑違いだが、実績という面では倖田より上のアーティストはいくらでもいる。
まだまだ、天狗になるには早すぎるだろう。
このままでは、『裸の王様』ならぬ『裸の女王』になりかねない。

充分、注意してもらいたい。